和菓子材料　京都、甘味材料　本くず粉、黒本蕨粉、本わらび粉　株式会社ヤマグチ|Ｑ＆Ａ|

Ｑ＆Ａ

当店へのお問い合わせでよくある質問と回答をまとめました。

個人向けに少量での販売はしていますか？
家庭でおいしいわらび粉を作るにはどうすればいいですか？

個人向けに少量での販売はしていますか？

【回答】
個人様向けにお菓子作りのお手伝いができればと思いまして、楽天市場にて個人様向け商品の販売サイトをＯＰＥＮいたしました。ぜひ一度ご覧ください。

楽天市場　和菓子材料処（京都）ヤマグチ
http://www.rakuten.co.jp/kyoto-yamaguchi/

京都で食べたわらび餅のおいしさに感動し、「わらび餅は何からできているのか？」と興味を持ちました。
テレビ番組でわらび餅が山で採れる蕨の根からできるという事を知り、実家の山に生えている蕨の地下茎を採って何度も不純物を取り除く作業をしてようやく数十グラムの粉ができたのですが、この粉でわらび餅を作ってみると、舌にザラザラする感触、噛むとジャリっとする音、とても美味しいと言えるものではありませんでした。
今回は地下茎をすり潰してデンプンにゅうを作った後、沈殿させて不純物を取り除くという方法を取りました。
「ジャリ」とか「ふにゃ」とした感触のものは不純物なのでしょうか？
手作りでわらび粉を作ろうとしたとき、不純物をしっかり取り除く方法はあるのでしょうか？

【回答】
「ジャリ」とか、「ふにゃ」とした感触のものは砂などの不純物です。
手作りでのわらび粉作りで重要なのはやはり根気強く何度も濾すということです。下準備として、蕨根をしっかりと水洗いし、根の皮、土。砂を取り除きます。
当方などの製造会社では専用の機械で根の繊維をすり潰すのですが、ご家庭であれば念入りにすりつぶし、濾す作業を繰り返します。
この濾す作業を十回以上して不純物を取り除くことです。沈殿させた蕨も念入りに中心部を使うなどして、工夫することです。
何回も濾すと中身が少なくなるので、どうしても何度もやりにくいですが、こうして良い蕨粉を生産しております。
通常こちらでは機械で漉すのですが、ふきんのような料理用のメッシュの細かい布で漉すのが良いかと思います。